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森をまとう


asobi



CHANT CINEL

私たちは、(人)生というパーティーへ招待されてここに在る。

今から38億年前を起源とするこのパーティーは
参加する全てのものが “一回生” という決まりの基に、その秩序を保つ。

形あるものは壊れ
人には「死」がある、ということだが
これは私たちを縛りつけるような “ルール” とは違う。

壊れるものだけが進化し
壊れるものたちが 生命の連続性を支えてきた。

死があることで人は生を想起し よろこびに笑む
が、死がなければ よろこびや寂しさも
自他を超え通い合う その心さえ知りえなかったのかもしれない。

つまり死とは
唯一で交換不可能な存在である私たちを祝福する
パーティーきっての “もてなし” だったのです。

もてなしを受ける私たちは、相応の教養と礼節をもって
“正しく壊れ 正しく壊し”
この「生」を余すことなく、美味しくいただきたい。

相客を慮り 社会を脱ぎ
主客を分かつことなく 森を纏う。

“チャントシネル” は
生を全うする、そのための作法だ。

さぁ、パーティーを楽しもう。




 仮想ファッションブランド「CHANT CINEL」

―草木が枯れ、朽ちゆく姿は”どのような死”であるのか。

「死ぬ」ことの両面を見つめることで 「循環」が生まれると私たちは考えます。
そしてその循環を妨げずに「ちゃんと・死ぬ」ということ。
経験さえも消費され、大量消費によりちゃんと死ねない世界から『CHANT CINEL (チャント・シネル)』世界へ。

Cultivated by CHARCOAL&AXE



musubi




Summer Collection 2022



Autumn Collection 2023





Autumn Collection 2024



Photo by Macoto Fukuda