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山口純子さん(長野県)

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Junko02

長野で生まれ育った私にとって、自然はあって当たり前の存在。私は小さい頃から祖父母と共に森遊びをする事が多かったが、今は時代の流れと共に遊びが変わり、近くに豊かな自然があったとしても外遊びをするきっかけが少なくなっている気がする。

年間2万人以上の子ども達(もちろん大人も)を受け入れ、キャンプや森遊び、森林整備や焚き火料理などの自然体験活動を行う自然学校のスタッフとして森にいて感じたのは 
“外遊びこそ「生きる力」や「豊かな心」を育む” ということ。

子どもたちよ
子ども時代を しっかりと 楽しんでください。
おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。

児童文学作家の石井桃子さんのこのことばがピッタリ。

日向の森に集う人たち、手足を広げて自然を感じる子ども達をみて、逞しく変化するであろう彼らの未来が見えた気がした。これからの森や人の変化が楽しみで、通わずにはいられない。