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12/18(日) 「いのち育む土と人糞」トークセッション&WS

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私たちも常日頃-うんちを土に還すこと‐の大切さを痛感し、森でも野トイレを推奨しておりますが、

この度「トークセッション-ほろびのひかり-」にもご登壇いただいた
Ecological Memes代表のヤスさんからのご紹介で

ベルリンで土に還るおむつを通じたいのちの循環サイクルの実現に取り組む
「DYCLE」共同創業者の松坂愛友美さんをお招きし、「土と内臓の循環の未来を探る」というテーマで
トークセッション&ミニWSを開催いただけることになりました!
日本に一時帰国中の貴重なタイミングでの開催です。


いのち育む土と人糞」トークセッション&ミニWS

【日時】12月18日(日) 12:30~16:00時頃
    ※雨天中止(前日18時の予報をもってFBページ本投稿コメント欄、またはtwitterにてお知らせいたします)

【内容】「土と内臓の循環の未来を探る」トークセッション&
「いのち育む土のつくりかた」ワークショップ

【スピーカー】松坂愛友美(DYCLE)、斎藤はるか(はる農園)、WO-un

【モデレーター】小林泰紘(Ecological Memes)

【料金】1000円

【持ち物】飲み物、椅子/敷物
     ※飲食等の出店はございませんので昼食はご持参、もしくは事前にお済ませください。

リン、カリウムと並び植物の成長に不可欠な3大栄養素の一つであり、私たち人間にとっても体をつくり維持するうえで欠かせない「窒素」。1900年代初め、大気中にある窒素を人工的に固定できるようになり農作物の生産量が飛躍的に増加した一方、窒素の偏りが生じ循環バランスが崩れ、脱炭素運動ばかりに注目が集まる中その環境への影響はひそかに深刻化していると言われています。

おむつを起点に赤ちゃんの排泄物から土をつくり、自然界の様々ないのちと一緒に循環サイクルを生み出すベルリン発のスタートアップ・DYCLE(ダイクル)。母乳で育つあかちゃんのうんちには豊富な乳酸菌やビフィズス菌が含まれ上質な堆肥の原料になりうるそうですが、そのほとんどが今石油を主原料とするおむつで包まれ焼却処理されている… 私たちは「ここにあるもの」をわざわざエネルギーと手間をかけて廃棄し、不足した分を他の場所から持ち込んで補填している。その矛盾に創造的なアイディアと手法で切り込み、いまあるものから「命を育む土をつくること」に取り組む松坂さんの想いと展望をお聞きします。

当日は前回のトークセッション-ほろびのひかり-に引き続き、一般社団法人Ecological Memes代表のヤスさんとはる農園のはるちゃんもお招きしミクロからマクロ、ビジネスから環境、科学から哲学まで…様々な視点からこの「土と人糞」のあいだをめぐるクロストークを繰り広げます。

トークの後、排泄物を安全に土へと還すための具体的な手順や注意点、そしてそれにまつわる発酵の原理などをご家庭でも実践可能な簡易キットを用いたワークショップ形式で松坂さんにお教えいただきます。

参考:土に還るおむつ「DYCLE」から考える、リジェネラティブ・ビジネス

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【スピーカープロフィール】

松坂 愛友美/Matsuzaka Ayumi
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DYCLE(ダイクル)共同創業者。ドイツ・ベルリン在住。コンセプチュアルアーティストとして人と自然の関わり方に着目し、ヨーロッパやアジアをはじめ世界各国で精力的に制作活動を行っている。より大きなインパクトを起こすために2015年にベルリンでDYCLEを設立し、2018年に法人化。使用済みおむつを堆肥化する「おむつセット」の開発と販売などを通じて循環型かつリジェネラティブ(再生型)な経済の普及に取り組む。https://dycle.org/en

小林泰紘/ Kobayashi Yasuhiro
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一般社団法人 EcologicalMemes 共同代表・発起人 / エコシステミック・カタリスト
人と自然の関係性を問い直し、人が他の生命や地球環境と共に繁栄していく未来(リジェネレーション)に向けた探究・実践を行う共異体 Ecological Memes 発起人。インドやケニアなど世界28ヶ国を旅した後、社会的事業を仕掛ける起業家や企業の事業創造支援に従事し、独立。主に循環・再生型社会の実現に向けたビジョン・ミッションづくり、事業コンセプト策定、リーダーシップ醸成などを行う。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。菌と共に暮らす ぬか床共発酵コミュニティ主宰。馬と人とが共にある クイーンズメドウ Studios 企画ディレクター。『リジェネラティブ・リーダーシップ』を日本に伝え、実践・深化させるためのリーダーシッププログラムや翻訳活動を展開中。


斎藤 はるか/ Saitou Haruka
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はる農園 / LGBT百姓
大学で土壌学を専攻。タイ、アメリカ、ベトナムや国内の土150以上を掘ってまわり、風土と社会について、農業の現場で学ぶ。
茨城の農業法人に勤務後、2012年に千葉県印西市で独立してはる農園を始める。
農園の傍ら、味噌や醤油を作り、冬は木こり、猟師として活動するLGBT百姓。
季節に追われ外で働き、野菜を漬けて、眠気に勝てたら土壌学


WO-un(ヲウン)/Sase Kyo・ Kurihara Yukitoshi
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空師(そらし)/ CHARCOAL&AXE 代表
かつてブランド木材を産出した 千葉県山武市を拠点に活動する WO-un
「WO」驚きのない体験は 響かない
「un」納得のない消費は 続かない
私たちは木材だけでなく、決して消費されることのない「体験」を生産します。
高木の剪定及び支障木伐採/ 小径間伐材を利用した大型テント等の制作/ アウトドアウェディング他イベントサポート/ 森の保育園やワークショップ等 あそび学びの場の提供
“beauty is in the eyes of the beholder”
過去を壁とせず 糧へと変えていく
それが私たちの”あたらしい林業”

【共催】CHARCOAL&AXE(ヤケマルタトオノ実行委員会)
    一般社団法人Ecological Memes(https://www.ecologicalmemes.me)

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※当イベントが開催される林地は公園ではございません
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https://charcoal-and-axe.wo-un.com/contact/