▽エピローグ▽
その日はとても暖かく
柔らかな日差しが 僕たちの背中を
優しく包み込んでくれている
そんな一日でした
●▲ヤケマルタトオノ2019●▲
▽唄い会う 顔と顔
木々の隙間から こぼれる木漏れ日
陽の光と影が「顔」に反射する
そこに集う 人と人
きらめく音の粒と粒が
ふわりと吹くそよ風に乗って
僕の頬を撫でてくれた
▽笑い会う 声と声
手を動かし 体を動かして
ほら、心の音が轟きはじめる
「のど」を鳴らす 人と人
巻き起こる風が 僕の声を運んでくれた
向こうの方にも届くように、と
▽語り会う 人と人
この胸の高鳴り 「肺」の方にまで届いて響く
木霊みたいに呼応しあう 人と人
ふと気が付けば
風はまた どこかへ行ってしまった
僕の服に着いた“種”だけを残して
●▲●▲●▲●▲●▲
淀みなく澄んだ空気は
無風のときより 嵐のあと
そんな風に思うのは わたしだけでしょうか
「嵐」という言葉の響きだけ 取り出してみたら
“ホントにホントのことはわからない”
かもしれません
「山に吹く風（嵐）」という 目で観てみれば
そこに吹く風は 案外悪くない
かもしれません
日向の森というフィールドに吹く風
野にまつわる あれやこれ（○△）
よくわからなくったっていい
”ホントにホントのことはわからない”のだから
ただ、この「肌」で感じてみたい
あなたと わたしと これからも
“ストーリー”のその先に
“ヒストリー”があるのだとしたら
私たちが描くヒストリーは
まだ始まったばかり
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ヤケマルタトオノ2019フィールド公開に
お越しいただいた皆さま
私たちの想いに共感し
楽しむ気持ちを携えて出店して下さった皆さま
日頃より森林整美をはじめとする活動に
関わってくれているクルーの皆さん
心を寄せて下さるすべての皆さま
お日様とお陰様で
無事に開催することができました
子どもも大人も 様々な人たちが
色々なエリアで 様々な想いのまま
集い 唄い 笑い 過ごす
その景色がとても美しくて うれしくて
本当にありがとうございました
これは ホントにホントのこと。
nk