風土探求家のはるさんをゲストナビゲーターにお迎えし、-今ある私の日常に心地よく馴染んでいくような畑との付き合い方-を探る年間プログラム「畑のビ」(全体概要はこちら)
土って何?砂とはなにが違う?どうやって生まれてきたんだろう?
そんな素朴な疑問をめぐる土の絵本。
浜辺の砂の上にはヤドカリが藻を探し歩き、褐色の土の草原にはヤギが草を食む。
赤土の森には猿が木の実を巡って争い、柔らかい黒土の畑には人が種をまいている。
畑にヤドカリの食べるものは無いし、私のお腹は草原の草を消化できない、、、
地球の背中(土)と生き物のおなかには切っても切れない秘密の関係が隠されている。
その秘密を探しに浜から森まで土の中とそこに生きる生き物のおなかの中を絵本でめぐります。
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先日のヤケマルタトオノ2023内で展開されたビビビの森学校体験版。その中でも立ち見が出るほどの人気を博したのが「畑のビ」のナビゲーター・はるさんによる「ちきゅうのせなか と わたしのおなか」。
今回はその内容を更に充実・拡大させ、都合がつかず見逃した方やその先をもっと知りたい方の為に、(そしてイベント運営で見れなかった自分達クルーの為に…)畑のビ・4時限目として開催します。
「ちきゅうのせなか と わたしのおなか」では、異なる土壌とその上で生きる生き物との秘密の関係がはるさんオリジナルの絵本と共に紐解かれましたが、そこで大きくかかわってくるのはやはり土中で蠢く菌の世界。菌根菌、根粒菌、糸状菌、カビ、乳酸菌、放線菌、枯草菌… 呼び方が違うだけで実は同じ菌だったり、逆に同じだと思ってたら働きも種類もサイズも全く違うものだったり。これまで畑のビでも土と植物との関係やぬか床の仕組みなどを通して菌の世界に触れては来ましたが、ここで改めて振り返り整理するとともに、それを踏まえて春に向けての雑草堆肥を仕込みたいと思います。
2時限目(7月)に土に手を入れ、3時限目(9月)に種を撒いた冬野菜の収穫、経過観察も行います。
あんなにも草や、虫や、作物がせめぎあい賑わっていた夏が嘘のように、畑は光も、色も、音も静まって、エネルギーは土へと内へと還る季節。それに合わせて私たちの学びも更なる土の深みへと。
※年間プログラムとはありますが途中からのご参加、単発でのご参加も可能ですので是非お気軽にご参加ください。
畑のビ・4時限目 「ちきゅうのせなか と わたしのおなか」と 堆肥づくり
【日時】2023年12月17日(日) 9時~12時
※雨天延期 (前日18時の予報をもってC&A WEB、またはFBページ他SNSにてお知らせいたします)
【会場】 日向の森(ヤケマルタトオノ会場)
【料金】一般:2500円 ※2回目のご参加から2000円
3rd会員:1500円 ※2回目のご参加から1000円
※森のつくりなおし会員制度についてはこちら⇒https://charcoal-and-axe.wo-un.com/crewship/
※ 本イベントの運営を含む 森のつくりなおし活動協力費としていただいております
【定員】20名
【内容】はるさんオリジナルの絵本と共に巡る土とお腹の関係
土中の菌の種類、働きを踏まえた上での雑草堆肥づくり
秋冬野菜の収穫・経過観察、その他畑の手入れ等
【持ち物】 飲み物、グローブor軍手、鎌、汚れてもいい服装、長靴など
※一年をおおよその期間として隔月開催を予定しています。各回の間にも状況に応じて草とり、芽かき、間引き、 収穫などの作業、SNSでの情報共有を行う予定です。
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※ <申し込みフォーム>よりお申し込みください
【ゲストナビゲーター】
斎藤 はるか/ Saito Haruka
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はる農園 / LGBT百姓
大学で土壌学を専攻。タイ、アメリカ、ベトナムや国内の土150以上を掘ってまわり、風土と社会について、農業の現場で学ぶ。
茨城の農業法人に勤務後、2012年に千葉県印西市で独立してはる農園を始める。
農園の傍ら、味噌や醤油を作り、冬は木こり、猟師として活動するLGBT百姓。
季節に追われ外で働き、野菜を漬けて、眠気に勝てたら土壌学
【主催】CHARCOAL&AXE
|今後のスケジュール|
・12/2 (土)林業整備講習会-ロープを使用した危険木等の伐倒方法-
・12/11(月)坂田昌子さんと学ぶ 植物のサインと土中環境の読み解き&実践WS
・12/16(土)-17(日)森林整美vol.52 .53
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※内容については変更される場合もございます
※当イベントが開催される林地は公園ではございません
イベント時以外、関係者不在時の許可のない立ち入りはご遠慮いただいております
※ アクセス 及び 注意事項を必ずご確認ください
●お問い合わせ
→https://charcoal-and-axe.wo-un.com/contact/